ジップロックの種類と違い|フリーザーバッグ・イージージッパー・コンテナーの使い分けとサイズ選び

結論:冷凍するならフリーザーバッグ。ストックバッグは販売終了品なので、冷蔵・常温の小分けは現行品も選択肢に
ジップロックは「袋」だけでも複数の種類があり、名前が似ているため迷いやすいシリーズです。まず押さえておきたいのは、ジップロック ストックバッグ(M 22枚入・L 16枚入)は2024年3月に販売を終了しているという点です。旭化成ホームプロダクツの「販売終了商品のご案内」に掲載されており、現在の公式ラインアップにはありません。通販などで見かけるのは在庫品と考えてください。
そのうえで、現行品を含めた使い分けの結論は次のとおりです。
- 冷凍保存をするなら「フリーザーバッグ」……公式に「冷凍から電子レンジ解凍まで」対応とされる厚手の袋。肉・魚・下味冷凍・液体の冷凍に。
- 片手でサッと開け閉めしたいなら「イージージッパー」……スライド式ジッパーの袋で、こちらも冷凍からレンジ解凍まで対応。出し入れの回数が多い用途向け。
- 常温・冷蔵の「ちょこっと保存」なら「お手軽バッグ」……ストックバッグに代わる、冷蔵・常温向けの小さめの袋(現行品)。冷凍対応はうたっていません。
- 汁物や電子レンジ加熱を想定するなら「スクリューロック」や「コンテナー」……袋ではなく容器タイプ。冷凍からレンジ加熱まで対応(加熱時はフタをずらす)。
迷ったときは「凍らせるかどうか」で袋を選び、「電子レンジで加熱するかどうか」で袋か容器かを選ぶと失敗が少なくなります。バッグ類は電子レンジ「加熱」には使えず、加熱できるのは容器タイプだけです。
ジップロックの種類の違いを比較表で整理
| 種類 | 主な用途 | 素材・作り | ジッパー・フタ | 冷凍 | 電子レンジ | 商品リンク |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フリーザーバッグ | 冷凍保存、下味冷凍、液体の冷凍 | 公式に「厚手の素材」 | ウルトラジッパー+内側から開きにくい密封ジッパー | ○ | 解凍のみ可(口を開けて)。加熱は不可 | |
| ストックバッグ(販売終了) | 常温・冷蔵の小分け | 公式ページなし | つまんで閉じるジッパー | 手元の箱の表示を確認 | 手元の箱の表示を確認 | —(販売終了) |
| イージージッパー | 出し入れの多い保存、冷凍 | 公式に「厚手」「丈夫な素材」 | スライド式ジッパー | ○ | 解凍のみ可(口を開けて)。加熱は不可 | |
| スクリューロック | 汁物・液体・粉ものの保存 | 容器タイプ | ねじって閉めるフタ | ○ | 解凍・加熱とも可(フタをずらす) | |
| コンテナー | おかずの作り置き、ごはんの保存 | 容器タイプ | 真ん中を押して閉めるワンプレスロック | ○ | 解凍・加熱とも可(フタをずらす) |
※旭化成ホームプロダクツ公式サイトの商品紹介・よくあるご質問をもとに作成。油分の多い食品(カレー、シチューなど)は、バッグではレンジ解凍しない、容器でも加熱調理は解凍までにとどめる、とされています。
フリーザーバッグとストックバッグの違い
見た目はよく似ていますが、想定されている用途が異なります。
フリーザーバッグは冷凍保存を前提にした袋です。公式サイトでは「厚手の素材で、食材を酸化や乾燥から守ります」と説明されており、ジッパーは指先で「パチパチ閉まる」のが分かるウルトラジッパーと、内側から開きにくい密封ジッパーの組み合わせ。カレーやミートソースのように液漏れが心配なものにも対応するとされています。冷凍保存から電子レンジ解凍まで、移し替えずに使えるのも特徴です。
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一方のストックバッグは、常温・冷蔵での「ちょっと取っておく」用途で使われてきた袋です。ただし前述のとおり2024年3月に販売終了しており、公式の製品ページも現在はありません。フリーザーバッグとの厚みの違いを示す公式の数値も確認できないため、手元にあるストックバッグを冷凍に使えるかどうかは、箱の「用途」「使用上の注意」欄で確認してください。表示が確認できない場合は、冷凍対応と明記されたフリーザーバッグを選ぶのが安心です。
現行品で冷蔵・常温向けの袋を探すなら、小さなサイズの「お手軽バッグ」や、特大サイズで収納向きの「ストレージバッグ」が公式ラインアップにあります。どちらも冷凍・電子レンジには対応をうたっていない点に注意してください。
使い分けの目安
- 冷凍庫に入れる → フリーザーバッグ(またはイージージッパー)
- 冷蔵庫・常温の棚に置く小分け → お手軽バッグ、手元にあればストックバッグ
- 液体を冷凍する → フリーザーバッグ(8分目以下まで)
- 季節ものや衣類の収納 → ストレージバッグ
イージージッパーとの違い
イージージッパーは、袋の口にスライド式のつまみが付いているタイプです。指でつまんで押し閉じる通常のジッパーに対し、つまみを動かすだけで開閉できるため、公式では「頻繁に開け閉めする用途にピッタリ」「小さなお子さまやお年寄りの方でも簡単確実に」使えると説明されています。
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冷凍については、公式で「丈夫な素材で、冷凍からレンジ解凍までOK」とされており、フリーザーバッグと同様に冷凍保存に使えます。フィルム変更で強度が上がり、鋭利なものを入れても破れにくくなったともされています。違いは耐熱温度で、公式FAQではフリーザーバッグが約100℃、イージージッパーが約80℃です。まとめ買いした食材を小分けにして何度も取り出す、チーズやパンを毎日出し入れする、といったシーンで使いやすいタイプです。
コンテナーとスクリューロックの違い

袋ではなく容器タイプを選ぶ基準は「汁気」と「電子レンジで加熱したいか」です。どちらも公式に、冷凍保存からフタごと電子レンジ加熱まで対応とされています。
スクリューロックはフタをねじって閉めるタイプで、公式では「密閉性が高く、液体が漏れにくい」と説明されています。スープやタレ、作り置きの煮物などの汁もののほか、開け閉めで飛び散りにくいので粉ものの保存にも使えます。
コンテナーはフタの真ん中を押すとパチンと閉まる「ワンプレスロック」の保存容器で、異なるサイズ同士でも積み重ねて冷蔵庫・冷凍庫に収納できます。ごはん保存容器もあり(下の商品は大盛用)、公式の目安では大盛用(約300g)の冷凍ごはんは600Wで約4分半の加熱です。
電子レンジで加熱する際は、どちらもフタを閉めずにずらして使うのが公式の使い方です。公式FAQでは、フタを一度完全に外し、フタと本体の口が重ならないよう位置をずらして蒸気の抜け道を作るよう案内されています。また、油分の多い食品(カレー、シチューなど)は耐熱温度を超えることがあるため解凍までにとどめ、糖分の多い食品や粘度の高い調味液(みそだれ、うなぎのたれなど)の加熱調理には使わないよう注意書きがあります。
ポリ袋タイプの保存袋との比較については、アイラップとジップロックの違いで詳しく解説しています。
ジップロックのサイズ比較とおすすめサイズの選び方
サイズ表記は商品によって異なりますが、一般的な目安は次のとおりです。
| サイズ | 向いている中身の目安 |
|---|---|
| S(小) | 薬味、刻みねぎ、きのこ、カットフルーツ、小分けのおやつ、調味料の小袋 |
| M(中) | 肉・魚の一食分、下味冷凍、カット野菜、パン、お弁当用の作り置き |
| L(大) | まとめ買いの肉、食パン一斤、大きめの野菜、下ごしらえした鍋の具材 |
最初に1種類だけ買うならMサイズが汎用性が高く、一食分の小分けに使いやすいサイズ感です。冷凍のまとめ買いが多い家庭ではLを追加し、薬味や少量の保存が多ければSを足す、という増やし方が無駄になりにくい選び方です。
冷凍庫の収納効率を上げたいときは、袋を平らにして空気を抜き、薄く凍らせてから立てて並べると取り出しやすくなります。公式でも、液体類は8分目まで入れて薄く伸ばして保存するとコンパクトに収納できると紹介されています。
用途別のおすすめ
冷凍ごはん
ごはんは水分を保ったまま冷凍したいので、専用のごはん保存容器か、冷凍対応の袋で薄く平らにするのが基本です。ごはん保存容器は、炊きたてを入れてすぐフタをのせ、あら熱が取れたら閉めて冷凍し、温めるときはフタをずらして電子レンジ加熱する、というのが公式の使い方です。冷凍対応の袋を使う場合は、袋のまま「加熱」はできない点に注意し、温める際は器に移してください。
下味冷凍
肉や魚に調味料をもみ込んで冷凍する下味冷凍は、フリーザーバッグのMまたはLが使いやすい組み合わせです。袋の上から調味料をなじませられ、空気を抜いて薄くすれば冷凍・解凍のどちらも時間を短縮できます。日付と中身をペンで書いておくと管理が楽になります。
お弁当・作り置き
汁気のあるおかずはスクリューロック、形を保ちたいおかずはコンテナー、乾いたものはお手軽バッグ(手元にあればストックバッグ)、と中身で使い分けると漏れのリスクを下げられます。なお公式の注意書きでは、バッグ類に液体を入れて持ち運ぶことは避けるよう案内されています。
旅行の小物・食品以外
イージージッパーやお手軽バッグ、ストレージバッグは、旅行時の小物や衛生用品、濡れたタオルの持ち運びなど食品以外の用途も公式に紹介されています。ただしストレージバッグは完全防水ではないため、スマートフォンなどを入れて風呂場や水中で使わないよう注意書きがあります。食品以外に使った袋は、食品用に戻さないようにしましょう。
繰り返し使える?使用上の注意
- フリーザーバッグとイージージッパーは、食器用洗剤で手洗いして乾燥させれば、くり返し使用も可能と公式に案内されています。ただし、生の肉・魚・卵や、アレルギーを引き起こす可能性のある食品を保存した後はくり返し使用しないこと、食洗機は推奨しないことも明記されています。洗浄後は口を開いて十分に乾燥させてください。
- バッグ類は電子レンジ加熱には使えません。 フリーザーバッグとイージージッパーはレンジ解凍まで可能で、その際は必ずジッパーの一部を開けます。油分の多い食品(カレー、シチューなど)はレンジで解凍せず、自然解凍や流水解凍がすすめられています。
- 湯せんは、鍋を火にかけた状態では使用しないよう案内されています。鍋肌に触れた部分が耐熱温度を超えるおそれがあるためです。オーブン・グリル・トースター機能・直火にも使えません。
- 容器タイプ(スクリューロック・コンテナー)は、冷凍冷蔵庫から出した直後は割れやすいので取り扱いに注意。食品が熱いままフタをすると変形のおそれがあります。
- 液体を冷凍する場合は、凍ると体積が増えるため8分目以下にとどめるのが公式の注意事項です。
FAQ
Q. フリーザーバッグとストックバッグはどちらが厚いですか? A. フリーザーバッグは公式に「厚手の素材」と説明されています。ストックバッグは販売終了しており公式ページがないため、厚みの数値で比べられる公式情報は確認できませんでした。冷凍に使うならフリーザーバッグを選ぶのが確実です。
Q. ストックバッグで冷凍してもいいですか? A. 手元の箱の用途表示によります。ストックバッグは2024年3月に販売終了しており、現在は公式ページで確認できません。冷凍用途が明記されていない場合は、冷凍対応のフリーザーバッグかイージージッパーを使ってください。
Q. ジップロックは電子レンジで使えますか? A. バッグ類は電子レンジ加熱には使えません。フリーザーバッグとイージージッパーはジッパーの一部を開けてレンジ解凍まで可能です。スクリューロックとコンテナーはフタをずらせばレンジ加熱まで可能ですが、油分の多い食品は解凍までにとどめます。
Q. イージージッパーは冷凍に使えますか? A. 使えます。公式で「冷凍からレンジ解凍までOK」とされています。耐熱温度は約80℃で、フリーザーバッグ(約100℃)より低い点だけ覚えておきましょう。
Q. ジップロックは洗って何度も使えますか? A. フリーザーバッグとイージージッパーは、食器用洗剤で手洗い・乾燥すればくり返し使用も可能と公式に案内されています。生の肉・魚・卵やアレルギーの原因になりうる食品を入れた後は再使用しないでください。
Q. サイズはどれを買えばいいですか? A. まずはMサイズから始め、使い方に合わせてS・Lを足すのがおすすめです。価格はリンク先で確認してください。
Q. 容器タイプはスクリューロックとコンテナーのどちらがいいですか? A. 汁物・液体を入れるならスクリューロック、ごはんやおかずを重ねて保存するならコンテナーが選びやすい組み合わせです。
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