ゲーミングモニターは144Hz(180Hz)と240Hzどっち?体感差と選び方を解説

結論:迷ったら「出せるfps」で決める
- 対戦FPS・格闘ゲームを本気でやる人:240Hz以上。リフレッシュレートが高いほど1フレームあたりの表示間隔は短くなり、動きの追いやすさに効きます
- RPG・オープンワールド中心、またはミドル以下のGPU:180Hz前後で十分なことが多い。フレームレートが160fps前後までなら240Hzの余力を活かしきれません
- 予算優先で画質も欲しい:フルHDの180Hzクラスは選択肢が多く、価格もこなれています
ポイントは「モニターのHz=自動的に滑らかになる」わけではないという点です。ゲーム側が安定して出しているfpsが上限になるため、GPU・CPU・設定とセットで考える必要があります。
なお検索では「144Hz」が定番ワードですが、現行の新製品は165〜180Hz(さらに200Hz帯)が主流になりつつあります。この記事では同シリーズで世代の近い180Hzモデルと240Hzモデルを例に比較します。
仕様比較表(メーカー公式値)
| 項目 | TUF Gaming VG249Q3A(180Hz) | TUF Gaming VG249QM5A(240Hz) |
|---|---|---|
| パネル | IPS | Fast IPS |
| サイズ/解像度 | 23.8型/1920×1080 | 23.8型/1920×1080 |
| 最大リフレッシュレート | 180Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) | 1ms(GTG)、0.3ms(最小値) |
| 同期技術 | AMD FreeSync Premium(Adaptive-Sync) | G-SYNC Compatible、AMD FreeSync Premium |
| 残像低減 | Extreme Low Motion Blur | ELMB Sync |
| 入力端子 | DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2、イヤホンジャック | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1 |
| 購入リンク |
※MPRT値は両モデルとも公式仕様表に記載がないため、本記事では扱いません。
体感差は「どれだけfpsが出るか」で決まる
一般的な傾向として言えること
- 60Hz→144/180Hzの変化は多くの人がはっきり分かる領域。マウスカーソルや視点移動の見え方が変わります
- 180Hz→240Hzは差の幅が小さくなり、ゲームタイトルや個人差の影響が大きいと語られることが多い領域です
- 差が出やすいのは、視点移動が速く表示更新の頻度が効く対戦系タイトル。逆に60〜100fps程度で遊ぶ重量級タイトルでは差を感じにくくなります
具体的なフレーム数や「○ms速くなる」といった数値は条件で大きく変わるため、ここでは断定しません。可能なら店頭デモで自分の目で確認するのが確実です。
必要なfpsとPC側の目安(一般的な目安)
以下はリフレッシュレートの数値から考えた一般的な目安で、メーカーの公式値ではありません。
| モニター | 活かすためのfps(一般的な目安) | 相性の良いタイトル傾向 |
|---|---|---|
| 180Hzクラス | 150〜180fps前後を安定維持 | 中〜重量級タイトル、カジュアルFPS |
| 240Hzクラス | 200〜240fps前後を安定維持 | 軽量な競技系FPS/MOBA |
フルHDで200fps超を安定させるには、GPUだけでなくCPU性能も効いてきます。具体的な型番ごとのfpsはタイトル・設定・解像度で変動するため、購入前に遊びたいタイトルの実プレイ動画やベンチマーク公開情報を確認してください。
用途別の使い分け
180Hzクラスが向く人
価格を抑えつつ60Hzから大きくステップアップしたい、動画視聴や作業も兼用したい、という人に向きます。VG249Q3Aは180Hz・IPS・1ms(GTG)・99% sRGBという構成で、スタンドはチルトのみ、輝度は最大250cd/m²とシンプルな設計です。
ASUS|エイスース ゲーミングモニター TUF Gaming VG249Q3A [23.8型 /フルHD(1920×1080) /ワイド /180Hz]
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240Hzクラスが向く人
APEX・VALORANT・CS系などで200fps超を日常的に出せるPCを持っている人、またはこれから組む人に向きます。VG249QM5Aは240Hzと0.3ms(min)GTGをうたうモデルで、G-SYNC Compatible/AMD FreeSync Premium対応に加え、ELMB Syncで高フレームレート時のゴーストを抑える構成です。スタンドはチルト(-5〜+23度)に対応し、100×100mmのVESAマウントも利用できます。
ASUS エイスース ゲーミング液晶ディスプレイ VG249QM5A TUF Gaming ブラック
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さらに上を狙うなら
競技志向で240Hz超を求める場合は、TNパネルのeスポーツ向けモデルも選択肢です。ZOWIE XL2546X+
Amazon楽天市場 はXL2546Xの後継で、24.1型フルHDのTNパネル、最大280Hz(DisplayPort接続時)に対応します。価格帯は上がるため、用途と予算の兼ね合いで判断してください。
価格の目安(2026年10月時点)
- 23.8型フルHDの180Hz〜240Hzクラスは、約2万〜3.5万円前後の製品が多い価格帯です
- XL2546X+のようなeスポーツ向けの上位機は約9万〜11万円前後と高価になります
価格は時期・販売店・在庫で大きく変動します。最新価格は各リンク先で確認してください。
購入前に確認したい互換性チェックリスト
- 接続規格と上限Hz:高リフレッシュレートはDisplayPort接続のみ上限に達する製品があります(XL2546X+の280HzはDisplayPort接続時)。GPU側にDP出力があるか確認しましょう
- ケーブル:付属ケーブルで目的のHzが出るか、取扱説明書の対応表を確認
- 家庭用ゲーム機:PS5/Xbox Series X|Sは多くのフルHD機で120Hzが上限です。ZOWIE XL2546X+の公式仕様でも、PS5/Xbox Series X|S接続時は1920×1080/120Hz(HDMI 2.0)と記載されています
- 設置サイズとスタンド:VG249Q3Aは幅541×奥行174×高さ394mm、重量3.5kg、VESAは100×100mmピッチ。高さ調整が必要ならモニターアーム併用も検討を
- OS側の設定:接続しただけでは60Hzのままのことがあるため、ディスプレイ設定でリフレッシュレートを切り替える
画面サイズで迷っている場合はゲーミングモニター24インチと27インチの比較も参考にしてください。
よくある質問
Q. 144Hzモデルは今も買う価値がありますか? A. 用途次第です。ただし現行の新製品は165〜180Hz前後が増えており、価格差が小さいなら上位Hzを選びやすい状況です。
Q. 240Hzにすれば勝てますか? A. 機材は条件のひとつにすぎません。fpsが出ていない環境では効果が限定的です。
Q. IPSとTNはどちらが良いですか? A. IPSは視野角が広く色再現のバランスが取りやすく、TNは競技向けモデルで採用例が多い方式です。普段使い兼用ならIPS、競技特化ならTNも選択肢になります。パネル方式ごとの違いはゲーミングモニターのIPS・VA・TNの違いで詳しく解説しています。
Q. ELMBやDyAcなどの残像低減は常に使うべき? A. 可変リフレッシュレートと併用できるかは製品により異なります。VG249QM5AはELMB Syncに対応しており、併用可否は取扱説明書で確認してください。
この記事で紹介した商品
ASUS|エイスース ゲーミングモニター TUF Gaming VG249Q3A [23.8型 /フルHD(1920×1080) /ワイド /180Hz]
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