RTX 5070 Ti と RX 9070 XT はどっち?公式仕様・電源・価格の目安で比較【2026年10月】

結論から:価格重視なら RX 9070 XT、機能と汎用性なら RTX 5070 Ti
どちらも VRAM 16GB の WQHD〜4K 帯のGPUで、素のラスタライズ性能は近い帯に位置します。迷ったときの判断軸はシンプルです。
- 同じ予算でより高いフレームレートを狙いたい/ラスタライズ中心 → Radeon RX 9070 XT
- レイトレーシングを多用する/生成 AI・動画編集など CUDA 前提のソフトを使う → GeForce RTX 5070 Ti
2026年10月時点の目安では両者の実売価格に数万円以上の差がつくことが多く、価格を含めると RX 9070 XT のコストパフォーマンスが目立ちます。一方で、対応ソフトの幅や機能面では RTX 5070 Ti に分があります。
公式仕様の比較表
| 項目 | GeForce RTX 5070 Ti | Radeon RX 9070 XT |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Blackwell | RDNA 4 |
| 演算ユニット | CUDA コア 8,960 | 64 CU / 4,096 SP |
| ブーストクロック | 2.45 GHz | 最大 2,970 MHz |
| VRAM | 16GB GDDR7 | 16GB GDDR6 |
| メモリバス | 256-bit | 256-bit |
| 消費電力 | TGP 300W | TBP 304W |
| 推奨電源 | 750W | 750W |
| 補助電源 | 16-pin(製品による) | 8ピン×2(製品による) |
| インターフェース | PCI Express 5.0 x16 | PCI Express 5.0 x16 |
NVIDIA 公式のスペック表では、RTX 5070 Ti は CUDA コア 8,960 基、ブーストクロック 2.45GHz、ベースクロック 2.3GHz、16GB GDDR7、メモリインターフェイス幅 256-bitです。電力面はTGP 300W、必要システム電力 750Wとされ、GB203 を採用し最低 750W の電源が必要という扱いです。
AMD が公表した仕様では、RX 9070 XT は 64 コンピュートユニット(4,096 ストリームプロセッサ)、第3世代レイアクセラレータ 64 基、第2世代 AI アクセラレータ 128 基、ゲームクロック 2,400MHz、ブースト最大 2,970MHz、16GB GDDR6(20Gbps・256-bit・640GB/s)、Infinity Cache 64MB、総合ボード電力 304W、推奨電源 750Wとなっています。基準となる補助電源は 8 ピン×2 ですが、これは小売カードすべてに当てはまるわけではありません。
用途別の使い分け
WQHD〜4K のラスタライズ中心のゲーム
どちらも 16GB の VRAM と 256-bit バスを備え、WQHD を主戦場に 4K も視野に入るクラスです。タイトルによって優劣が入れ替わるため、「どちらかが常に上」とは言い切れません。価格差が大きい時期は、支払う金額あたりの満足度で選ぶのが現実的です。
レイトレーシング/アップスケーラー
傾向として、重いレイトレーシングやパストレーシングを多用するタイトルでは GeForce 側が有利になりやすいとされています。Blackwell は DLSS 4 のマルチフレーム生成に対応した最初の世代で、対応タイトルでは表示フレームレートを大きく底上げできます。対する AMD 側はFSR 4 に対応し、RDNA 4 採用の RX 9000 シリーズ専用機能として画質改善が進みました。ただしFSR 4 の対応ソフトが DLSS 4 と比べて少なく、エコシステムの差を指摘する声もあり、遊びたいタイトルが対応しているかを事前に確認するのが確実です。
生成 AI・動画編集などのクリエイティブ
ローカル LLM、画像生成、3DCG レンダラー、動画編集プラグインなどは CUDA を前提に最適化されているものが多く、導入のしやすさでは RTX 5070 Ti が無難です。Radeon でも動作する環境は増えていますが、セットアップの手間や対応状況は製品・バージョンによって差があります。AV1 エンコードはRX 9070 XT が H.264・H.265/HEVC・AV1 のエンコード/デコードに対応しており、配信用途なら両者とも実用的です。
価格の目安(2026年10月時点)
2026年はメモリ価格の高騰を背景に GPU 全体が値上がりしており、同じモデルでも短期間で価格が動いています。
- GeForce RTX 5070 Ti:2026年10月時点の目安で約20万〜26万円(メーカー・モデルにより開きあり)
- Radeon RX 9070 XT:2026年10月時点の目安で約12万〜15万円
価格は変動が激しいため、上記は 2026年10月時点の目安です。最新価格は必ずリンク先の販売ページで確認してください。また、同一モデルでも時期や販売店(Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなど)で数万円の差が出ることがあるため、複数のショップを見比べる価値があります。
代表的なモデルと購入前の確認ポイント
GeForce RTX 5070 Ti 側の一例
ASUS(エイスース) グラフィックボード PRIME-RTX5070TI-O16G [GeForce RTXシリーズ /16GB] PRIMERTX5070TIO16G
ソフマップ楽天市場店
Amazon楽天市場
ASUS 公式の仕様では、PRIME-RTX5070TI-O16G は CUDA コア 8,960、16GB GDDR7(28Gbps・256-bit)、寸法 304 x 126 x 50 mm、推奨電源 750W、電源コネクタ 16-pin ×1、2.5 スロットです。より大型のモデルを検討するなら、GIGABYTE の RTX 5070 Ti AERO OC 16G
Amazon楽天市場 のような選択肢もあります(サイズと推奨電源は各販売ページで確認してください)。
Radeon RX 9070 XT 側の一例
SAPPHIRE|サファイア SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT GAMING 16GB グラフィックボード(ブラック) PULSERX9070XT16GB
Joshin web 家電とPCの大型専門店
Amazon楽天市場
SAPPHIRE 公式によると、PULSE Radeon RX 9070 XT はブースト最大 2970MHz、ゲームクロック最大 2400MHz、16GB/256ビット GDDR6(20Gbps)、ストリームプロセッサー 4096 基、3 スロット、寸法 320 x 120.25 x 61.6mm、公称消費電力 304W、最小 750W の電源と 8 ピン電源コネクタ 2 本が必要です。別の選択肢として ASRock の Steel Legend
Amazon楽天市場 もあり、こちらは 8 ピン×2、推奨電源 800W、寸法 298 x 131 x 58 mm、2.9 スロットと案内されています(購入前に ASRock の製品ページで最新の仕様を確認してください)。下位の RTX 5070 と比べたい場合は RTX 5070 と RX 9070 XT の比較 を参照してください。
購入前チェックリスト
- 電源容量:どちらも GPU 側の推奨は 750W が基準ですが、モデルによっては 800W 以上を求めるものもあります。高 TDP の CPU と組む場合は余裕を持たせるのが安全です。
- 電源コネクタ:GeForce 側は 16-pin(12V-2x6)、Radeon 側は 8 ピン×2 が主流ですが、製品によって異なります。手持ちの電源に必要なケーブルがあるか確認してください。
- ケースの寸法:全長 300mm 前後・3 スロット級が珍しくありません。長さだけでなく厚み(スロット数)とサイドパネルまでのクリアランスも要確認です。
- マザーボード:どちらも PCI Express 5.0 x16 対応ですが、PCIe 4.0 スロットでも下位互換で動作します。
- 映像出力:接続するモニターの端子と数(DisplayPort/HDMI の本数)はモデルごとに違います。
よくある質問
Q. 750W 電源があれば問題なく動きますか? A. GPU 単体の推奨としては基準を満たしますが、NVIDIA の数値は仕様注記(英語版)で Ryzen 9 9950X を搭載した構成が前提とされており、適切な電源容量は CPU や他のパーツによって変わります。消費電力の大きい CPU や多数のストレージを積む構成では、上位の容量を選ぶと安心です。
Q. VRAM はどちらも 16GB ですが中身は同じ? A. 容量とバス幅は同じでも、RTX 5070 Ti は GDDR7、RX 9070 XT は GDDR6 と世代が異なります。帯域の数値には差がありますが、実際のゲーム性能はキャッシュ構成やアーキテクチャにも左右されるため、帯域だけで優劣は決まりません。
Q. 今は買い時ですか? A. 2026年は価格が上昇基調で、下落のタイミングを読むのは困難です。予算を上積みして RTX 5080 まで視野に入れる場合は RTX 5070 Ti と RTX 5080 どっち も参考にしてください。必要な時期が決まっているなら、価格の幅と在庫を見ながら納得できる水準で選ぶのが現実的です。急がないのであれば、価格推移を追ってから判断する余地もあります。
この記事で紹介した商品
ASUS(エイスース) グラフィックボード PRIME-RTX5070TI-O16G [GeForce RTXシリーズ /16GB] PRIMERTX5070TIO16G
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GIGABYTE|ギガバイト グラフィックボード GeForce RTX 5070 Ti AERO OC 16G GV-N507TAERO OC-16GD [GeForce RTXシリーズ /16GB]
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SAPPHIRE|サファイア SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT GAMING 16GB グラフィックボード(ブラック) PULSERX9070XT16GB
Joshin web 家電とPCの大型専門店
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ASRock | アスロック Radeon RX 9070 XT Steel Legend 16GB (RX9070XT SL 16G)
ドスパラ楽天市場店
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